本当に効率よく社員に仕事をして欲しいと思うのなら、職場の人間関係をまず見直すことです。
いつの時代も敵は内にありなのです。
中にいる人間を「あたたかい感情」で満たすことが大事です。
そして、「安心して働ける職場」を作ることです。
つまり、「損して得とれ」から「尊して徳とれ」なのです。
あたたかい感情の中でしか、人は本当に心を開き、行動を起こしません。
ぎすぎすした職場や冷え切った人間関係が当たり前になった職場では、「やる気」や「能力」など引き出されるはずもないのです。
隣にいる人間が信じられない職場では疑心暗鬼になり、同僚であっても弱さを見せられず、互いに無関心になったり、斜にかまえて振舞ってしまったりするものです。
逆に、内にいる人間同士の繋がりを強くし、絆を作り上げることで、職場は驚くほど活性化しはじめます。
経営者がこうして欲しい、といった願いが早いスピードで実現します。
最終、人が動くのは「気持ち」です。
それは「この人と一緒に働きたい」「この上司のために一役に立ちたい」そういった想いを社員一人が一人が持てた時、それは本当に強い集団になれるのです。
敵はいつも内にあり、なのです。