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池田弘子について

朝がゆ会とは

朝がゆ会の歴史は、今から約10年前にさかのぼる。栗林公園の奥まった一角に「會仙亭」という亭があった。
この亭において毎月一回、早朝の栗林公園を散歩した後、温かい粥を啜り、お抹茶とお菓子を頂くとるという楽しい会である。
この会に集う人々は老若男女、ありとあらゆる人が肩書きを捨ててのお付き合いが嬉しいということで、回を重ねることに、口伝えで会員数が増えてきた。参加する人たちの笑顔は一様に明るい。時にはミニ講話など楽しく聞きながら食べる粥の味は最高である。毎月新しく来られた方の自己紹介を聞くことも毎回のしみである。

そしてなんといっても毎月思考を凝らした粥や、手つくりのお抹茶菓子は四季を通して工夫がなされ、例を挙げると一月は「七種粥や小豆粥」2月は「イクラ粥」三月は「梅粥」4月は「さくら粥」5月は「茶粥」6月は「蕎麦粥」7月は「そぼろ粥」・・・そして12月には「晦日粥」など、その年々に異なった粥を楽しめることは嬉しい。
会がはじまった当初は、主宰者と数人が手分けして粥を作っていたが、今では会員の皆さんがあれやこれやと素晴らしいアイデアを持ち込み合い、毎月味も異なるので趣も一入である。
特に単身赴任の方々にとっては知らない土地に一人でやってきてこうして日常の会社生活では触れ合うことのない人たちと共に粥をすすることで毎回満感の思いが表情に溢れている。
北海道、東京、名古屋、大阪、九州、全国各地から来られる単身赴任者のお国自慢のお話など、この会に集うゆえの楽しさである。
しかし、平成10年8月、残念ながらこの栗林公園の「會仙亭」が火事で全焼してしまうという悲しい出来事があった。それまで楽しく毎月集っていた朝がゆ会の仲間たちは、行き場を失い、この会もいったんお開きに・・というようになっていた。


牟礼町:六萬寺入り口

そして平成13年、牟礼町の六萬寺とのご縁があり、ふたたびこの場で「朝がゆ会」を再開させた。この12月で六萬寺での朝がゆ会も一年になる。今では会員数も70人近くにのぼる。朝がゆ会の会員の皆さんは時おり、お寺のお掃除などを積極的にされている。そしてみな、一様にこう言う。「手を動かし、足を動かしお寺のため尽くすことで、私の心がスッキリするの」「やらされているのではなく、自ら人のために気持ちよく動くことができる」そんな気持ちになれる・・・不思議な雰囲気を持ったこの六萬寺。


今雪真善ご住職

そしていつも私たちを温かく受け入れて下さる今雪真善ご住職。
日曜の早朝、いつもよりちょっと早起きして「朝がゆ会」に出かけてみませんか?

朝がゆ会主宰 池田弘子

11月11日(水)の朝がゆ会レポート
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9月の朝がゆ会では、菓子工房ルーヴの野崎幸三さんにお話をして頂きました。テーマはあの有名な「和三盆ロールのできるまで」です。みなさんきっと食べら れたことがあると思います。ふんわりしっとり上品な味のロールケーキ、その和三盆ロールの開発者でいらっしゃいます。気さくなお人柄と、ケーキつくりに対 する真摯な姿勢が感じられ、「ああ、こんな方がこの素敵なケーキを作られたんだな」と納得してしまいました。
asagayu_ph3.jpg6月1日(日)午後6時から、国際ホテルにて朝がゆ会のスタートからのメンバーでいらっしゃいました。
松本康範さんの香川県議長就任のお祝い会をしました。
35名の方が集まってくださり、とっても和やかないい会となりました。